こんにちは、あきしゅんです。
俳優を目指して日々特訓中の私ですが、発生トレーニングを経て滑舌がよくなりました。
俳優や声優、アナウンサーなど、声を使ったお仕事をする方はもちろん、接客や営業、受付など人と話す機会が多い方にも、滑舌がよくなれば仕事がよりできるようになります。
プライベートでも、大事な場面でしっかり発言できたり、滑舌悪いといじられることもなくなります。
滑舌トレーニングして、噛まずにハッキリと喋れるようになりましょう。
また、なぜお風呂で練習するのかも、記事で紹介していきます。
- 滑舌が悪い
- 自信持って話せるようになりたい
- 声を使うお仕事がしたい
滑舌が悪い原因
「滑舌が悪い」と言われる人にはいくつか原因があります。
滑舌を気にするあなたは次のうち、どれかが当てはまるでしょう。
舌の筋肉
舌の筋肉が弱かったり、歳で衰えてくると、滑舌が悪くなります。
発音の際、意識したことないでしょうが、舌の筋肉が使用されており、発音するための筋力が弱いことが原因で滑舌が悪くなります。
おじいちゃんやおばあちゃんが歳をとって、何を言ってるか聞き取りづらくなったというのは、舌の筋肉が弱くなっていることが原因なのです。
舌の筋力が弱い人の特徴としては、以下の特徴が挙げられます。
- 会話が少ない
- 柔らかいものを食べることが多い
特に近年、急速なSNSコミュニケーションの普及により、メッセージのやりとりが増えたため、会話をする機会が減りました。
実はインターネットが普及してから、滑舌を気にする人が増えたと報告もあります。
口呼吸
口呼吸の方、滑舌が悪い傾向にあります。
口呼吸をしているということは、口が常に開いた状態です。
すると、舌の筋肉が緩んでしまいます。
また、口呼吸だと吐く息の量が少なくなるので、発声にも影響します。
特に、「さ行」は他の行よりも強く息を吐いて発声しますが、吐く息の量が少ない方は苦手な傾向があります。
姿勢
実は姿勢も滑舌の悪さに影響します。
姿勢が悪いことにより、舌に余分な力が入ったり、声の通りが悪くなることで、口が回らなくなります。
以下の人は注意が必要です。
- 顎が上がってたり前に出てる
- 俯きがちで視線が落ちている
- 猫背でカラダが丸まっている
- カラダが反れている
発生の仕方
口の開け方が滑舌に影響を与えます。
口を開けすぎていたり、閉じすぎたりしていると、うまく発声できてません。
「あいうえお」の口の開け方はそれぞれ違いますが 、これが出来てない人も多いです。
滑舌をよくするために意識するポイント
普段から意識するだけで、滑舌がよくなる方法はたくさんあります。
私生活でもプラスなことだらけなので、実践してみましょう。
リラックス
まずは、リラックスして明るい気持ちで話すようにしましょう。
気分が暗いと声が沈んでしまい、聞き取りにくくなります。
また、リラックスしてると余計な力が抜け、楽に大きな声を出せたり、口が動くようになります。
逆に肩に力が入ってしまうと、口が動きにくくなるものです。
姿勢
発声は姿勢に大きく影響します。
背筋を伸ばすことで、空気の通り道が真っ直ぐになり、軽く声が出せるようになります。
姿勢をよくするイメージとしては腹筋の少し上の部分に意識を置き、その部分を上に引き上げると姿勢がよくなります。
歩いている時や座って何か作業してる時、姿勢を伸ばすことを意識する習慣をつけてみてください。
また慣れない間は、気を抜いてしまうと、いつの間にか姿勢が崩れてしまっているので、気づいたら姿勢を正すようにしましょう。
腹式呼吸
腹式呼吸は滑舌の改善に繋がります。
息が浅い口呼吸だと、息が長く続かないため、早口になってしまう傾向があります。
一方、腹式呼吸は深く息が吸えるので、安定して発声することができるようになります。
腹式呼吸のやり方です。
鼻で息を吸うようにします。
この時、空気が溜まり胸が膨らむのではなく、お腹が膨らむことを意識します。
吐くときは口から息を全て吐き出すようにしましょう。
腹式呼吸をトレーニングとして意識して行うと、腹筋も付くので一石二鳥です。
口を動かす
口や舌の筋肉を意識しながら発声するようにしましょう。
特に口の形に注目してみましょう。
まず、話すために口をしっかり開けるようにします。
そして各母音で口の開き方が違うので、下の画像を参考に口の開き方を意識しましょう。
早く話そうとするのではなく、1音1音丁寧に発声することを意識してください。
トーンを上げる
低いトーンだと聞き取りにくいです。
一段階高めのトーンで話すことで、声が明るくなり、聞こえやすくなります。
男性よりも女性の方が声が通るのはこのためです。
よくスタッフさんが「いらっしゃいませ」と言う時は、普段のトーンではなく、少しトーンを上げて発声しますよね。
あれはお客さんにあいさつを聞こえやすくするためにトーンを上げています。
接客を経験済みの方であれば、あのトーンを普段の会話で取り入れてみてください。
最後までハッキリ喋る
最後の方、何言ってるか聞こえづらい人いますよね?
大抵の人が、語尾が小さくなる傾向があります。
例えば
「今度遊びにいこうよっ」
「生麦 生米 なまたまご」
このように基本日本語は、語尾がなくてもある程度伝わってしまいます。
そのため語尾に意識がいかない人が多いので、最後に噛んだり、ボソボソと聞こえたりします。
文章だけでなく、単語ごとでも最後までしっかり発音しきることを意識するようにしましょう。
ハキハキと喋る印象を与えられるので、仕事でお客さん相手に会話を多くされる方は特に意識したいです。
滑舌トレーニング
トレーニングをすることで滑舌を改善していきましょう。
やはりトレーニングのポイントは基本発声することです。
舌筋
発声の前に、舌の筋肉を鍛えましょう。
お話しした通り、舌の筋肉は滑舌改善のための基本です。
舌筋トレ方法①
舌の先に力を入れながら、舌の歯茎にそって舌を左右に動かす。
右から左、左から右へと3往復します。
同様に上の歯の歯茎と唇の間でも行う。
舌筋トレ方法②
次に舌を顎に向けて10秒伸ばします。無理ですが、顎に舌をくっつけるイメージで行います。
次に舌を鼻に向けて10秒伸ばします。これもくっつけるイメージで行います。
最後に前にまっすぐ舌を10秒伸ばしましょう。
母音法
劇団四季が取り入れているトレーニング方法です。
セリフの母音(あいうえお)だけで話します。
発音は一音一音はっきり言う意識で話します。
腹式呼吸や滑舌がよくなる見込みがあります。
例
- 「おはようごいます」→「おあおうおあいあう」
- 「お腹が空いたな」→「おあああういああ」
- 「滑舌が良くなりたい」→「あうえうあおうあいあい」
この方法で友達と「何言ってるかクイズ」をするのも面白いですよ!
早口言葉
まず覚えていてもらいたいのが、早く言うことを意識しないでください。
確実に一音一音発声できるスピードで練習しましょう。
また練習中は、口が母音の形に開けているかを意識しながら行ってください。
早口言葉一例
- 第一著者 第二著者 第三著者
- 出世した山村出身シャンソン歌手
- 言いにくい国 食いにくい肉 抜きにくい杭
- 坊主が屏風(びょうぶ)に上手に坊主の絵を描いた
- この竹垣に竹立てかけたのは、竹立てかけたかったから竹立てかけた
外郎売(ういろううり)
これは声優やアナウンサーなど、声のお仕事をする方が実践しているトレーニングです。
外郎売は歌舞伎の演目で、滑舌だけでなく表現についても勉強できます。
私のように俳優を目指そうと考えている人にも是非練習してほしいです。
音声や台本はインターネットに上がってますので、練習の際に調べてみてください。
この外郎売も、まずはしっかりと一音一音を発音することを意識して発声しましょう。
早く言えばいいというわけではありません。
また、表現についてはセリフがしっかり発音できるようになってきたら、表現も加えて練習してみてください。
何故お風呂でトレーニング?
実際トレーニングはどこでやっても構いません。
家の中や人がいない場所と発声できる場所はたくさんあります。
しかし、私がお風呂でトレーニングを推奨する理由は2つあります。
習慣化しやすい
トレーニングなので継続しなければ意味がありません。
ただ、継続することって難しいものです。
筋トレしようと思っても三日坊主で終わった経験がある方もいるでしょう。
継続をするためのコツですが、何か元々習慣しているものと一緒に実行すると習慣となり継続しやすいです。
ここで言う元々の習慣は、普段生活するためにやっていることです。
例えば、歯磨きやお風呂、トイレといった毎日必ずしていることです。
その中でも私はお風呂をオススメしてます。
練習時間が最適
普段の生活習慣の中でも、お風呂の最中にトレーニングをする理由としては発声できる環境であるのと、トレーニング時間が最適であることです。
お風呂はシャワーだけで短い人でも10分弱は入っているでしょう。
その10分の間が最適な練習時間であり、お風呂は密閉された空間なので、自分の声をしっかり聞くこともできます。
なのでトレーニングはどこでもすることができますが、上記の理由からお風呂でのトレーニングをオススメしているのです。
滑舌トレーニングまとめ
滑舌が悪い原因から、改善のためのポイント、またトレーニング方法まで、私が知っている全てをお話しました。
最後に以下にステップをまとめましたので、この記事読んだけど覚えてないという方は見返してみましょう。
- 滑舌が悪い原因を理解
- 姿勢などの意識して改善できることは実行
- 無理のないペースで空いた時間にトレーニング
さぁあなたも滑舌を良くして、思い通りにかっこよく、ペラペラ話せるようになりましょう。
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